サイゼリヤ/食事用マスク「しゃべれるくん」の効果を可視化

2020年09月18日 16:00 / 経営

サイゼリヤは9月18日、ウイルスの感染リスクを発生源から抑える対策として、食事中の歓談時に口元を覆う食事用マスク「しゃべれるくん」の効果を可視化したと発表した。

食事用マスク「しゃべれるくん」は8月7日から導入した。今回、「しゃべれるくん」が口からでる飛沫をどれだけ受け止めるのか、高性能カメラで撮影し、飛沫の状況を可視化した。

撮影は、スタジオにて照明が口から出る飛沫にあたるようにし、高性能カメラを使って実施。食事中の会話をイメージし、口を少し湿らせた状態で、飛沫が飛びやすい「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」を繰り返し発話し、口から飛沫が出る様子を撮影した。

「しゃべれるくん」がない状態、「しゃべれるくん」1号~3号を着けた(持った)状態で撮影し、その違いを確認した。

その結果、なし・ありであきらかな違いが確認できた。なしでは、大粒・小粒の飛沫が約30センチ先まで拡散しているのに対し、ありでは、前方への飛沫拡散は見られず、上下にわずかな飛沫が抜けていくだけであることが分かった。

「しゃべれるくん」あり・なしによる違いを知ってもらうため、You Tube動画を作成。たった紙ナフキン1枚でも、おおきな思いやりになるところを、ぜひ確認してほしいという。

なお、「しゃべれるくん」3号は9月中旬開発の最新型で、追って概要を知らせる予定だ。

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