日本KFC/子ども食堂への食材提供支援を100カ所に拡大
2020年09月28日 10:00 / 経営
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日本ケンタッキー・フライド・チキンは9月28日、調理済み「オリジナルチキン」と「骨なしケンタッキー」を、食材としてこども食堂などに寄贈する支援活動を2020年中に100カ所に拡大すると発表した。
こども食堂などへの支援は、自治体およびこども食堂を運営する団体との協働により、2019年11月に横浜市から開始し、その後、川崎市に展開してきた。
閉店時にどうしても残ってしまう、まだおいしく食べられるチキンを食のニーズがある場所に届けるため、安全を担保した上で提供できる仕組みを構築している。
今回、埼玉県の協力の下、埼玉県子ども食堂ネットワークを通じて、100カ所を超えるこども食堂などに提供することが決まった。
KFC店舗は、閉店時に店内にある調理済み「オリジナルチキン」と「骨なしケンタッキー」をルールに則り凍結・保管。その後、運営団体の要請に基づきこども食堂などに届けられたチキンは、それぞれの責任で冷凍物流・冷凍管理をする。
こども食堂などでは安全の配慮のため「オリジナルチキン」は骨を外して提供し、加熱調理をする必要がある。その他にも決められたルールを「KFC」「運営団体」「こども食堂等」のそれぞれが守ることで、食材の安全が担保されている。なお、日本 KFC は運営団体とともにこども食堂などにおけるメニュー考案にも協力している。
コロナ禍で活動が制限される中でも、食を必要とする場所・人にチキンを届け続けるために、提供する側とこども食堂に訪れる側の双方で衛生管理・感染症対策に取り組み、安全を担保した上で食事を提供していく。
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