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クスリのアオキ/京都の食品スーパー「フクヤ」子会社化

2020年10月09日 11:50 / 経営

クスリのアオキホールディングスは10月8日、食品スーパー「フクヤ」の株式を取得し、子会社化すると発表した。

クスリのアオキは北陸・信越、東海・近畿、関東・東北の20府県にドラッグストア636店舗(内調剤薬局併設329店舗)、専門調剤薬局6店舗の合計642店舗を展開。利便性と専門性の強化をコンセプトとし、食品の販売も強化をしており、大型店においては生鮮三品の取り扱いもしている。

フクヤは、京都府舞鶴市、宮津市を中心に食品スーパーを8店舗展開している企業で、直近の売上高は58億2600万円(2020年7月期)。「地域とともに成長したい」という地域密着の経営姿勢と自主創造のスーパーマーケットを目指す「食文化」への探求心を一貫して変えずに事業を営んでいる。

フクヤをクスリのアオキグループに迎えることにより、食品スーパーの持つ新鮮な食材の品揃えとドラッグストアの持つヘルス&ビューティーや日用品の品揃え、また処方箋を取り扱う調剤薬局を組み合わせ、より地域住民の支持を得られる店舗を目指す。

フクヤの店舗はお互いの強みを生かした、さらに買物のしやすい店舗への改装計画を策定し、今後進めていく予定だ。

取得価額については、契約により非開示となっている。

■フクヤ
事業内容:食品スーパーマーケット
設立年月:1953年7月
本店所在地:京都府宮津市鶴賀 2110
代表取締役社長:平野 功
資本金:1200万円
決算期:7月末日
直近の売上高:(2020年7月期)58億2600万円、(2019年7月期)57億7200万円、(2018年7月期)62億1900万円
店舗数:8店舗

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