森永乳業/シンガポールに新会社設立、東南アジア・太平洋地域事業強化
2016年01月20日 16:00 / 経営
森永乳業は1月20日、東南アジア・太平洋地域における育児用粉乳メーカーなどへのBtoB事業の販売強化を目的として、シンガポールに新会社「Morinaga Nutritional Foods (Asia Pacific) Pte. Ltd.(モリナガ ニュートリショナル フーズ (アジア パシフィック))」を設立し、4月より事業を開始する、と発表した。
世界的に、乳原料製品の需要は東南アジアなどにおいて旺盛な状況にある。
特に、育児用粉乳やサプリメントなどへの需要を原動力として、ホエイ蛋白濃縮物、乳糖などの乳原料製品は、今後の成長が期待できる。
また、東南アジア・太平洋地域において、シンガポールには大手育児用粉乳メーカーや原料サプライヤーが集中しており、それらのメーカーなどへの販売を強化するため、シンガポールに販売会社を設立する。
■新会社の概要
代表者:取締役社長 青山欽司
本社所在地:Jurong East, Singapore (シンガポール、ジュロン・イースト)
設立:2015年12月22日
事業開始日:2016年4月1日
事業概要:ホエイ蛋白濃縮物、乳糖などの乳原料製品、ビフィズス菌末の販売
販売エリア:シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドなど
決算期:3月31日
資本金:24万3000シンガポールドル(約2000万円、持分比率森永乳業100%)
従業員:5人
売上目標:初年度17億円(21百万シンガポールドル、1シンガポールドル=82円換算)
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