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アサヒ/炭酸の爽快感をより楽しめる強冷(約1度)の自販機を展開

2017年04月07日 13:30 / 経営

アサヒ飲料は、従来のコールド(約5度)の温度帯から庫内温度を4度低くし、新たに強冷(約1度)の飲料を提供できる自動販売機の設置を展開する。

炭酸飲料の最盛期である夏場に向けて、より爽快な味わいを楽しみたいというユーザーのニーズに応えるために5月より設置を開始し、今年中に5500台の設置を目指す。

今回の自動販売機では、「三ツ矢サイダー」、「カルピスソーダ」、「ウィルキンソン タンサン」といった炭酸飲料を中心に強冷で提供する。

今回展開する自動販売機は、同社と自動販売機メーカーが共同で開発したもの。同社の調査によると、炭酸飲料を好むユーザーは炭酸飲料に求めるポイントとして「炭酸の強さ」、「爽快さ」を求めていることがわかっている。今回は「爽快さ」に着目し、飲む温度帯を通常よりも下げることでより爽快な味わいを楽しめるよう、同社から自動販売機メーカーに提案し、共同開発に至った。

同社では昨年、常温(約20度)の飲料を提供可能にした自動販売機の展開を開始。体の冷えを気にする人や、薬を服用している人を中心に購入意向が高く、常温飲料の売り上げが全体の約2割を占める設置先もある。設置台数は今年3月末までで約200台となっている。

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