イズミ/買物かご除菌装置を37店舗に追加導入
2021年08月25日 13:50 / 経営
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イズミは9月1日、中国・九州地方のゆめタウン・ゆめマート37店舗において「買物かご除菌装置」を追加導入する。
装置は、買い物かごに紫外線を照射することにより、買物かごの持ち手部分のみならず、買物かご全体を従来よりも効果的かつ短時間で除菌することができるという。
広島大学病院感染症科による新型コロナウイルス不活化効果の検証結果によると、紫外線の直接照射部の新型コロナウイルスの不活化効果は99.9%以上で、検証結果に基づき、ヒロテックと共同で、装置を製作した。
紫外線には、各種ウイルスを不活化する効果があり、その原理を利用した装置となっている。また、安全に配慮し、買物かごが正しく設置されていない状態では紫外線照射しない仕組みのほか、照射中に扉を開くと、即照射を停止するなどの対策を施した。
一方、外板に使用しているアクリル板は、紫外線(買物かご除菌装置)を遮断する特性を持っているため、人体への影響はない。
なお、装置は、すでに広島県26店舗、岡山県9店舗、山口県8店舗、福岡県4店舗、香川県4店舗、徳島県1店舗、兵庫県2店舗の計54店舗に先行導入している。
今後も除菌性能が高い「買物かご除菌装置」の導入拡大を目指し、お客、地域に安全・安心を届けるという。
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