オーケー/関西スーパーの統合めぐり最高裁に許可抗告の申し立て
2021年12月08日 12:10 / 経営
オーケーは12月7日、関西スーパーマーケットの株式交換の差止めの仮処分を取り消した大阪高等裁判所の判断を受け、最高裁判所に許可抗告の申し立てを行ったと発表した。
オーケーは、10月29日に開催された関西スーパーの臨時株主総会において、関西スーパーとH2Oグループとの経営統合に係る議案で、議決権行使結果に関わる集計の疑義が判明したことを受け、関西スーパーとH2Oグループのイズミヤ、阪急オアシスとの間の各株式交換の差止めを求める仮処分の申し立てを行った。
11月22日に神戸地方裁判所より申し立てを認める旨の判断が示され、その後に関西スーパーが行った保全異議の申立てについての決定においても、申し立てを認容した神戸地方裁判所の判断が維持されたことを受け、関西スーパーは大阪高等裁判所に保全抗告をしていた。
12月7日、大阪高等裁判所より、関西スーパーの保全抗告を認める旨の判断が示された。これを受け、オーケーは12月15日の株式交換の効力発生までに最高裁判所の判断を仰ぐべく許可抗告の申立てを行ったもの。
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