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オンワード／製品を補修して再生させる「リペア工房」オープン

2022年06月13日 12:30 ／経営

オンワードホールディングスは6月13日、日本アパレルクオリティセンターが「芝浦リペア工房」をオープンしたと発表した。

＜着れない服を捨てない服へ「芝浦リペア工房」＞

日本アパレルクオリティセンターは、オンワードグループで長年培ってきた品質管理に関する豊富なノウハウや多くの経験を活かし、グループ内外のアパレル・ファッションに関わる企業や団体に工場監査、品質管理、不良品の試験・分析、衣料品の修理などのサービスを提供することで、業界全体の発展に寄与することを目的に設立された非営利法人。リフォーム事業を展開することで、アパレル・ファッション業界のサステナビリティや環境保全に寄与していく考えだ。

現在は、法人向けの事業としてスタートしており、生産工程でついたキズや汚れが原因となって販売出来ない製品の修理や仕様変更、企業ユニフォームの補修などを受け付けている。

＜「芝浦リペア工房」修理のイメージ＞

「芝浦リペア工房」では、広い空間に多種多様なミシンを取りそろえ、裾上げ等の基本修理から裏地の取り替え、細かく複雑な寸法直しまで職人たちがひとつひとつ丁寧に修理する。1点から量が多いものまで対応しており、数量・内容についても気軽に相談可能だ。

＜シミ抜きのイメージ＞

さまざまな汚れ落とし・シミ抜きに対応しており、専門店のプロも使用している高性能シミ抜き機を導入。環境に配慮した、服にも人にもやさしい溶剤を使い、近隣のシミ抜きプロ集団と協力して落とせない汚れ・シミ「ゼロ」を目指す。

＜プレス機のイメージ＞

オンワード樫山は第二次世界大戦後の1950年代に紳士既製服の生産・販売を開始。米国の既製服産業を参考に、流れ作業式の生産体制やホフマンプレス機の導入を進め、既製服の生産性と品質を大幅に向上させた。もちろん、社内にもホフマンプレス機を完備。その他アイロン、立体プレスを駆使してアパレル仕上げに対応した。

■芝浦リペア工房
所在地：東京都港区海岸3-14-21オンワード樫山芝浦第4ビル
TEL：03-5476-5597（直通）
営業時間：10時～17時（土・日・祝日は休業）
ホームページ：https://jaqc-repair.com/