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丸井グループ/ユーグレナと資本業務提携契約を締結

2023年01月19日 12:00 / 経営

丸井グループとユーグレナは1月19日、サステナブルな社会の実現に向けた共創推進を目的として、資本業務提携契約を締結した。

丸井

小売り・フィンテック・未来投資の三位一体でビジネスを展開している丸井グループの強みと、研究開発力、オンラインによる宣伝・販売力を軸にヘルスケアやエネルギーなどのビジネスを展開しているユーグレナ社の強みを掛け合わせ、本年度よりさまざまな共創を開始するという。

具体的には、丸井グループが展開する、700万人超の会員を持つ「エポスカード」との提携カード発行、年間2億人が来店する店舗「マルイ」「モディ」を活用したポップアップイベントの実施、ユーグレナ社によるバイオ燃料の供給や共同でのEC運営などの実施に向け、協議を進めていく。

丸井グループは、顧客、株主・投資家、取引先、地域・社会、社員に、将来世代を加えた6つのステークホルダーの「利益としあわせの調和」を企業価値と定義し、ステークホルダーとともにその拡大をめざす「ステークホルダー経営」を掲げている「ステークホルダー経営」は、環境への配慮、社会的課題の解決、ガバナンスへの取り組みとビジネスが一体となったものとなっている。

ユーグレナ社は、2020年の創業15周年を機に「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、「人と地球を健康にする」ことをめざして、食品や化粧品などの販売を通じて、人々のサステナブルな健康の実現をめざすヘルスケア事業、気候変動問題の解決に資するバイオ燃料の研究開発、肥料・バイオインフォマティクス・ソーシャルビジネスなど、サステナビリティを軸とした多様な事業を展開している。

丸井グループの青井浩社長は「ビジネスを通じたサステナビリティの実現をめざす当社にとって、この分野の先導者であるユーグレナ社と資本業務提携を結べることは大きな喜びです。このたびの提携を機に、両社の得意分野を掛け合わせ、協業を進めることで、単独では実現できなかったインパクトを作り出したい」とコメントしている。

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