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日本KFC/鹿児島県のこども食堂に調理済みチキン2月寄贈開始

2023年01月20日 11:30 / 経営

日本ケンタッキー・フライド・チキンは1月20日、鹿児島県内でKFC店舗を運営するフランチャイズ加盟店のMisumiとともに、調理済み「オリジナルチキン」と「骨なしケンタッキー」を食材としてこども食堂などに寄贈する支援活動を、2月から「オリジナルチキン」産地の一つである鹿児島県で開始すると発表した。

同活動は、こども食堂などを運営する団体や自治体との協働により、2019年11月に横浜市で開始。鹿児島県で8県目となる。閉店時にどうしても残ってしまう、まだおいしく食べられるチキンを食のニーズがあるこども食堂などに届けるため、安全を担保した上で調理済み商品を提供する仕組みを、全国展開する外食チェーンで初めて構築した。

今般、かごしまこども食堂・地域食堂ネットワークを通じて、県内のこども食堂などへの提供が決定。日本KFC、加盟店、かごしまこども食堂・地域食堂ネットワークが相互に協力することで、継続的な食材提供支援が可能となり、今回はMisumiの運営するKFC6店舗から食材を提供する。

<食材提供の流れ>

食材を提供するKFC店舗では、閉店時に店内にある調理済み「オリジナルチキン」と「骨なしケンタッキー」をルールに則り凍結・保管する。自治体・NPO法人などの団体からの要請に基づき、物流ステーションに配送された商品は、こども食堂などに届けられるが、それぞれの責任で冷凍物流・冷凍管理が必要。こども食堂などでは、安全の配慮のため「オリジナルチキン」は骨を外して提供し、加熱調理の必要がある。そのほかのルールも、関係各者が守ることで食材の安全が担保され、安心して食べることができる。

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