ファミマ/北陸550店舗でおむすび・弁当などの配送を1日2便に変更
2025年09月10日 15:42 / 経営
ファミリーマートは物流効率化の一環として、9月16日から北陸地区(富山県、石川県、福井県)の約550店舗でおむすびや弁当などを配送する「定温便」を1日3便体制から2便体制へ変更する。
対象となる低温便の商品は、おむすび・寿司・弁当・パン・惣菜・デザートなど約800品目。店舗への納品時間帯を変更し、配送コースの効率化を図る。
これまで北陸地区の米飯工場では、2つの工場がそれぞれ約70品目のおむすびや弁当などを製造していたが、今後は工場ごとに製造する品目を分担することで生産効率を向上させる。
2便体制によってCO2排出量は約3割削減を見込んでいる。
また、同日には北陸地区の550店舗で長期保存が可能な冷凍弁当の販売を始める。
商品は「こだわりデミグラスソースのデミオムライス」(税込498円)、「トマトの旨味あふれるナポリタン&海老ピラフ風」(598円)、「旨味たっぷり炒飯&唐揚げ」(550円)。
冷凍弁当によって販売機会ロスの削減による販売増と食品ロス削減につなげる。
なお、ローソンではチルド・定温商品の店舗配送について、2023年12月から順次1日2回体制に移行を始めており、2024年3月までに全国のローソン店舗での移行を完了している。
また、物流効率化や食品ロス削減の一環で、今年7月には冷凍おにぎりや冷凍調理パンの販売を強化している。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。