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ケンミン食品／家族手当を増額、最大年間3万6000円プラス

2023年02月01日 11:20 ／ 経営

ケンミン食品は2月1日、対象社員の「家族手当」を3月24日に支給される給与より、増額すると発表した。

＜篠山工場での賞与支給式の様子＞
篠山工場での賞与支給式の様子

食品・生活用品・光熱費などの上昇を受け、社員の生活支援を優先するため、家族手当を増額する。

同社の2022年度は売り上げ好調な冷凍ビーフン・春雨、看板商品である「ケンミン焼ビーフン」の増販により前年度を上回る予想だが、原材料価格を中心にコストが増え、営業利益は減益を見込む。

社員は日々業績向上に努力していることを鑑み、社員の生活を支援することを最優先にし、物価上昇の不安感を和らげることを目的に、昨年夏（7月）に「インフレ手当」、12月に「生活応援一時金」を賞与支給時に別手当として支給してきた。

2023年度は各社で賃金アップの動きが活発化する中、ケンミン食品では基本昇給（平均2％）に加え、3月24日より毎月家族手当を増やす。

対象者は正社員40人（総正社員数181人）。配偶者1万5000円（1万4000円から1000円プラス）、子供8000円（7000円から1000円プラス、3人目以降1万円・変更なし）。最大年間3万6000円のプラスになるという。

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