エディオン/サンフレッチェ広島を連結子会社化
2023年07月27日 11:20 / 経営
エディオンは7月27日、Jリーグクラブサンフレッチェ広島を運営する株式会社サンフレッチェ広島が第三者割当増資にて発行する普通株式626,387株のうち500,000株を引き受けると発表した。これにより、エディオンの議決権の所有割合は76.10%となり、サンフレッチェ広島は、エディオンの連結子会社となる。
サンフレッチェ広島は、1992年に広島県・広島市および広島県内有力企業の出資により設立され、Jリーグ発足時のオリジナル10のチームとしてプロサッカーチーム運営をスタートした。以降、長年に渡りJリーグで活躍をしており、J1リーグ優勝回数3回、Jリーグ杯優勝1回など多くの好成績を残している。
エディオンは、スポーツを通じた地域社会への貢献活動にも注力しており、エディオンの設立企業の一つであるデオデオを含めると、サンフレッチェ広島設立時からスポンサーとしてその発展に協力するとともに、1997年から経営にも携わりながらその活動を支援してきた。
そのような中、2020年、2021年のコロナ禍による入場料収入の大幅減少とともに、2024年の新スタジアムへの移行時費用や移行後の運営費増加などを総合的に検討した結果、サンフレッチェ広島において第三者割当増資が決定され、エディオンはこれを引き受けることとした。これまで以上に地域企業やファンとともに、クラブの成長と発展を目指しサポートするという。
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