三光マーケティングフーズ／水産資源の輸出で合弁会社設立

2023年12月26日 12:30 ／経営

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三光マーケティングフーズとガリュウトレーディングは12月25日、国外への貿易を事業目的として、合弁会社「SANKO INTERNATIONAL」を設立した。

＜三光マーケティングフーズ＞

ガリュウトレーディング社は、ハンガリー政府（外務省）が指揮するハンガリー貿易公社（Hungarian Export Promotion Agency、通称 HEPA）の東京オフィスとして公式認可された日本法人。同社は、ハンガリーのメーカーと日本企業との橋渡し役として活動し、ハンガリー製品の日本および他の国外市場への輸出等を主たる事業としており、国外輸出入に係るプロフェッショナル集団でもある。

このたび、当社とガリュウトレーディング社は、急激に進行する円安を背景として、国外の成長市場に対して我が国が誇る水産資源等を積極的に輸出するために、同社と合弁契約を締結し、新会社であるSANKO INTAERNATIOANLを設立した。

グループは、「とるうるつくる全部、SANKO」をスローガンに、自らが漁船を持つ漁業者として魚を獲り（とる）、低利用魚や未利用魚、廃棄部位等を活用した独自の商品開発を推進することで魚の価値を最大化し（加工＝つくる）、飲食・小売事業者として魚を販売する（うる）ことで、「産地活性化プラットフォーマー」として、オンリーワンのビジネスモデルを展開し、新たな市場の開拓（市場の創造＝つくる）に取り組んでいる。

また、グループ会社である綜合食品は、世界最大級の水産卸売市場である豊洲市場の大卸（荷受け）であり、全国各地の産地と多くの接着点を有していることから、我が国における水産資源に直接つながることができるという。