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カインズ/船井電機と包括的業務提携、24年度内に家電PBを共同開発へ

2024年02月29日 14:32 / 経営

カインズは2月29日、カインズオリジナルブランドの家電を中心とした製品開発を共同で行うことを目的とした包括的業務提携契約を締結した。

<24年度内に家電を共同開発へ>
24年度内に家電を共同開発へ
※左からカインズ 吉井商品統括本部長、高家代表取締役社長 CEO、船井電機 柴田代表取締役会長、上田代表取締役執行役員社長

両社は、相互の強みを生かし、オリジナル家電製品の企画開発や製造、販売、アフターサービスなどを協力して実施する考え。

2024年度中の新製品発売を目指し、カインズのブランド力やマーケティング力などのリソースを用い、従来の売り場にとらわれない、新しい価値を訴求できる売り場の提案を進めるという。

カインズは、SPA宣言を行った2007年度から2022年度までの間に、プライベートブランド商品の売上高が約2.3倍に伸長している。2023年秋には商品開発体制を一新。多角化するライフスタイルに対応しながら着実かつ継続的に顧客ニーズに応えられるよう、従来の事業部・カテゴリーを超えたライフスタイル重視の商品開発を目指している。

船井電機は、主力事業は北米向けの液晶テレビで、日系メーカーとしてトップクラスのシェアを有する。プリントソリューション事業、車載向けや医療機器も手掛ける。売上高818億円(2023年3月期)、資本金313億円(2023年3月末)。

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