セブン&アイ/スーパーなどの中間持株会社「ヨーク・ホールディングス」新設
2024年10月10日 15:41 / 経営
セブン&アイホールディングスは10月10日、同社の完全子会社として、グループの食品スーパーマーケット事業および専門店・その他事業(以下:SST事業グループ)を統括する中間持株会社「ヨーク・ホールディングス」を設立すると発表した。
SST事業グループは、本年4月グループの企業価値・株主価値の最大化に向け、IPOについて検討することを公表していた。
今回、コンビニエンスストア事業とは異なる成長ストーリーを持つSST事業グループについて、戦略策定と経営管理および支援を主な役割とする中間持株会社を設立。IPOの確実かつ速やかな実現に向けて、SST事業グループの成長戦略を補強すべく、戦略的パートナーの招聘(しょうへい)(創業家との共同投資の可能性を含む)を通じた持分法適用会社化の検討を開始する。
ヨーク・ホールディングスの範囲は、イトーヨーカ堂、ヨークベニマル、ロフト、赤ちゃん本舗、セブン&アイ・フードシステムズ、セブン&アイ・クリエイトリンク、シェルガーデンなど31社。
10月11日にヨーク・ホールディングスの設立登記を行い、組織再編の効力発生日は2025年2月下旬を予定している。
■ヨーク・ホールディングス
所在地:東京都千代田区二番町8-8
代表者の役職・氏名:代表取締役会長 伊藤 順朗、代表取締役社長 石橋 誠一郎
設立:2024年10月11日(予定)
事業内容:スーパー・専門店など各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営
資本金:1億円
純資産:2億円
総資産:2億円
出資比率:セブン&アイ・ホールディングス 100%
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