たまプラーザ/テナント独自の休業日制度、来年1月に本導入
2024年12月04日 11:40 / 経営
東急モールズデベロップメントが運営する地域密着型商業施設「たまプラーザ テラス」(横浜市青葉区)は2025年1月30日、出店店舗が自由に休業日を設定することができるフレックス休暇制度「おみせの休日」を本導入する。
2024年1月30日より試験的に実施している制度。慢性的な人員不足と、それに伴う従業員の負担増加、人材確保難という小売業界を取り囲む課題が背景にある。これまでに8店舗が計15日間制度を利用した。
本導入検討にあたり、全店舗に対して行ったアンケートでは、制度を利用した店舗から「リフレッシュや全体一斉の勉強会に利用でき、有意義に利用できた」「スタッフ同士の交流が深まり、チームプレーのレベルがさらに高まった」などの意見が上がったという。試験実施期間中の評価から本導入を決定し、さらなる従業員の働きやすさ向上や、従業員同士のコミュニケーション促進を図る。
また、試験導入期間中は年間2日を上限としていた休業日を、1月30日からは年間4日に拡大する。
■「おみせの休日」本導入概要
開始日:2025年1月30日
内容:各出店店舗で、年間4日まで自由に休業日を設定できる制度(繁忙期やイベント開催日などを除く施設が定めた日程のみ設定可能)
告知方法:休業日の2カ月前より告知開始(店舗:店頭でのポスター掲示やSNS投稿など/施設:ポスター掲示やウェブサイトへの掲載など)
■たまプラーザ テラス
所在地:神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-1-2
運営:東急モールズデベロップメント
アクセス:東急田園都市線「たまプラーザ」駅直結
営業時間:ショップ10時~20時、テラスダイニング11時~22時、テラスキッチン11時~21時
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。