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ココスジャパンは、メニューの少量化を進めている。これまでの主要顧客だったファミリー層が、子育てが終了したシニア層へ変化したことなどに対応する。
2014年12月に、主力メニューのビーフハンバーグステーキで通常サイズの180gのほかに、120gを導入。2015年夏からはハーフカレー、秋には小さなスパゲティを導入した。
ビーフハンバーグでは、導入当初は120gの注文比率が30%程度だったが、現在は50%程度まで注文比率が上昇した。女性を中心に、ちょうど食べきれる量と、好評となっているという。
住田正則社長は「回転寿司でも一昔前は、1人で10貫を食べていたのが、いまは寿司は4貫程度、そのほか、エビフライやデザートといった食べ方に変化している。ファミリーレストランは多様なメニューが強みの一つだが、複数のメニューを食べることは難しい。少量メニューを拡大したことで、多様なメニューを味わえる強みを打ち出したい」という。
商品開発の視点については、「メニュー開発では、ファミレスを忘れろ!と現場に言っている。これまでは、ファミレスだから、これくらいの商品という甘えがあった。ハンバーグ、ピザ、パスタなどそれぞれの専門店に負けない商品を作ることを目標にしている。本格的な商品でなければ、お客さんに価値は伝わらない」と語った。
ココスでは1月26日、創業35周年を記念した限定メニューを販売する。1980年の1号店からの歴代の人気メニューを復刻して展開。
美食の地、カルフォルニアで生まれたココスのブランドイメージを感じさせる、カリフォルニアタコサラダ、シスコ風ビーフハンバーグ、メキシカンコンビネーションなどを販売する。
かつての人気メニューを販売することで、これまでのココスの利用者へ懐かしさを提供するとともに、ココスを利用したことのないお客へ、ココスのメニューの味と店舗の雰囲気を味わうきっかけを作りたいという。
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