これまで、デイリーユースの普段着を中心とした品ぞろえで、40代を中心とした顧客層に支持されてきたが、2015年に女性活躍推進法が成立し女性管理職の増加が見込まれることから、スーツ・ジャケットを中心としたビジネス向けのウエアを強化した。
ワーキングシーンへの対応としてジャケットを強化。三陽商会のもつメンズスーツのパターンオーダーを担う協力工場の支援を受け、今回、エポカのウィメンズで初めてスーツのパターンオーダーを導入した。
パターンオーダーは、ジャケット2型、パンツ1型、スカート1型を展開。表地は毛100%、ツィード素材、ストレッチ素材など8種類、裏地ステッチとパイピングは2種類、ボタンは共生地くるみ、水牛、小丸金の3種類を用意した。
既製服のエポカのサイズ展開は38、40だが、パターンオーダーでは36、38、40、42、44、46の6サイズを展開する。
納期は約6週間で、上下セットで購入すると、国内素材のジャケットとスカートで10万9000円から、イタリア素材のジャケットとパンツで15万円で販売する。
既存顧客では、スタイリッシュさと実用性を求める現代の女性管理職が多く、パーティーシーンなど幅広いシーンでも着用できるドレスなどの要望があった。
そのため、社交シーンを想定したドレス、バッグなどで既存ライン以上に上質な商品を展開。シューズ、バッグなどの雑貨をトータルコーディネートで提案し、雑貨の売上構成比を8%から15%に向上させる予定だ。
食事会やパーティーなど華やかな社交の場に必要なドレスライン(6万9000円~16万円)、バッグなどの雑貨類(3万9000円~9万円)も強化し、より上質な商品を店舗限定で販売する。
エポカでは、2014年秋冬物から、働く女性に欠かさないジャケットアイテムの開発とスタイリングの提案を強化。2015年春には、
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