デリチカを導入したことで、ちょっとおしゃれな女性が増えるなど客層が変化した。
平日と休日の性年代別構成比では、平日は女性30代10.7%、40代11.4%、50代10.8%、男性40代11.4%、50代11.6%で、約60%が大人女性とビジネスマンとなった。休日では、20~30代女性が3.3%増、20~30代男性が4.6%増となり、より若い世代の集客にも成功した。
リニューアル後の8月~12月の実績では、レジ客数188%増、売上78%増となり、川崎駅周辺のほか、遠方からの来客もあった。人口が減少する中で、ファッション中心の商業施設では来店頻度が上がらない傾向がある。食物販を導入することで、客数よりも客単価を上げ、売上増を狙う。
川崎市の人口は147万5000人で政令指定都市では第7位。川崎駅周辺では川崎区が22万人(2005年-2015年比9%増)、幸区16万人11%増、隣接する東京都大田区も5%増と、10年間で人口が10%伸び、少子高齢化であっても数少ない人口が増加するマーケットとなっている。川崎駅の乗降客数は53万人で2005年-2015年対比で25%に拡大した。
所得水準で見ると、川崎市は課税対象所得額が382万3000円で、神奈川県内では鎌倉市、葉山町、逗子市、横浜市につぐ第5位。
川崎市は50代以上の昔からの住民が多く、若い世代のファミリー層がお金を使えなくなっている市場環境の中で、優良な商圏を抱えている。実際、2015年7月の第1弾リニューアル以降、客単価も上昇しており、優良な大人層の取り込みを狙う。
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