青山商事は4月1日、雑貨・インテリアを扱うライフスタイルショップのWTWの全株式をバルスから取得し、完全子会社化したと発表した。
WTWは、雑貨、インテリアショップFrancfranc(フランフラン)を運営するバルスが2011年2月に立ち上げたブランドで、「URBAN.SURF.NATURAL」をコンセプトとする雑貨・インテリアを扱うライフスタイルショップを5店展開する。
一方、グループを取り巻く環境は少子高齢化に伴うスーツマーケットの縮小などを背景とし厳しい状況にある。子会社化は、今後の事業領域の拡大を視野に入れた施策で、さらなる成長を目指す。
WTWが有する雑貨・インテリア小売分野における高い「ブランド力」、「商品開発力」に、自社の「店舗開発力」、「アパレル小売のノウハウ」等を加えWTWのさらなる事業拡大を図ることにより、今後のグループの利益に寄与すると判断した。
同時に、WTWの高いブランド力、商品開発力を中心とした雑貨・インテリア小売分野の経営資源・ノウハウなどを自社に取り込み、自社の強みと融合させていくことで、グループにおける新たな事業展開もできるという。
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