ジェイアイエヌは9月15日、アメリカ・カリフォルニア州サン・ノゼに米国2号店「JINS Valley Fair」、ロサンゼルスに米国3号店「JINS Santa Anita」をオープンした。
旗艦店の1号店とは異なり、両店ともショッピングモール内へ出店した。JINSをより身近に感じてもらうことで、今後も北米での更なる認知向上と新規顧客層の獲得を目指す。
米国の一般的なメガネの販売価格は平均300ドル、引き渡しまでの平均日数は約1~2週間かかっている。
JINSは2015年4月に北米1号店として、「JINS Union Square」をオープンした。薄型非球面レンズ込みで60ドル、80ドル、100ドル、120ドル、140ドルの5プライスを展開。会計後最短30分で渡せるスピードが、革新的なビジネスモデルとして注目を集めている。
カリフォルニア州では法律によりメガネ店での検眼医の直接雇用が禁じられており、メガネを作るためには、眼科で検眼医か眼科医による処方せんを入手する必要がある。
そこで、JINSは昨年12月から、カリフォルニア州で初めて、米国のスタートアップ企業20/20NOWのリモート検眼サービスを店内で受けられるようにした。
店舗で検眼医をインターネットでつなぎ、15分程度で処方せんが発行されるシステムで、急な立ち寄りや観光客の商品購入ニーズにも対応できるようにしている。
JINS Valley Fairは、シリコンバレーの中心サン・ノゼにある一等地高級ショッピングモールWestfield Valley Fairに出店した。
IBMやAdobe Systemsなど、世界をリードするIT企業で働く人々が多いエリアで、パソコンやスマホなどのディスプレイから発するブルーライトをカットするJINS SCREENも販売する。
JINS Santa Anitaは、ロサンゼルスの中でも特にアジア人が多く居住する地域に位置するショッピングモールWestfield Santa Anitaに出店した。
アジア人向けのAlternative Fit設計の商品も充実させ、地域のファミリー層が気軽に利用できる店舗を目指す。
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