東京急行電鉄は10月24日、渋谷・宮下町に2017年春を目途に、複合施設「渋谷キャスト」を開業すると発表した。
<渋谷キャストのイメージ>
(C)渋谷駅前エリアマネジメント協議会
渋谷と原宿を結ぶキャットストリートの起点に位置する敷地面積約5020m2に、地上16階地下2階、延床面積約3万5000m2、高さ約71mの複合施設を開発するもの。
事業主体は、東京急行電鉄、大成建設、サッポロ不動産開発、東急建設の4社が出資する渋谷宮下町リアルティ。
都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)における第一弾事業として、都心における多様な居住スタイルを促進するとともに、多くのクリエイターが行き交い、活動する創造拠点を整備するもの。
2階~14階にオフィスを配置し、アパレルや飲食事業を展開するベイクルーズグループが本社を移転する。13階~16階には、1Rから3LDKタイプまで80戸を有する共同住宅「渋谷キャストアパートメント」を設置する。
<シェアオフィス&カフェ>
(C)渋谷駅前エリアマネジメント協議会
地下1階から1階には、オフィスワーカーや居住者の利便性を高める付帯施設として、店舗スペースを設置。落ち着いた空間を提供するレストラン、キャットストリートの空気感をつなぐファッション雑貨、小型スーパーの3店をオープンする予定だ。
1階~2階には、東京都内を中心にシェアオフィスを展開する「co-lab」が入居。フリーランスや企業人のクリエイターが集まり、交流・連携し、コラボレーションにより高度なアウトプットの創出を目指すという。
施設概要
所在地:東京都渋谷区渋谷1-23-2
敷地面積:約5020m2
延床面積:約3万5000m2
階数:地上16階地下2階
高さ:約71m
駐車台数:79台
開業日:2017年春
■渋谷キャストアパートメント
http://shibuyacast-apt.jp/
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