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アイスクリーム市場/冬アイス人気で2016年は4935億円、シェア1位ロッテ

TPCマーケティングリサーチのトレンドアイスクリーム市場調査によると、2016年度のアイスクリーム市場は、金額で前年比6.3%増の4935億円、数量で3.3%増の89万400キロリットルとなった。

<冬アイスが人気(イメージ)>
冬アイスが人気

冬場のアイス需要の盛り上がりや、高品質な商品開発の活発化が寄与しているとみている。

2017年度は、金額で4.0%増の5133億円、数量で1.8%増の90万6400キロリットルと、過去最高を更新する見通し。

夏場の記録的な天候不順の影響で伸び率が鈍化するものの、引き続き各メーカーが主力ブランドをブラッシュアップしていくことで、市場規模が拡大するとみられる。

メーカー別では、ロッテアイスが構成比17.2%の848億円で最大となった。次いで、江崎グリコが同12.3%の608億円、森永乳業が同11.3%の556億円、ハーゲンダッツジャパンが同10.2%の502億円が続いている。

ロッテアイスは、「爽」や「クーリッシュ」、「モナ王」といった主力ブランドが総じて伸長した。

2017年度も、引き続き上記ブランドを含む主力ブランドが好調に推移し、前年比3.1%増の874億円となる見込み。中でも、通年展開を開始した「雪見だいふく」が大幅増となる見通しである。

江崎グリコは、、主力の「アイスの実」や「パピコ」が2ケタ増となり、全体をけん引している。

<「アイスの実」や「パピコ」が2ケタ増(イメージ)>
「アイスの実」や「パピコ」が2ケタ増

2017年度は、引き続き上記ブランドが伸長し、前年比8.2%増の658億円となる見込み。特に、大人向け商品が好調な売れ行きを維持するとみられる。

森永乳業は、生産設備を増強した「PARM」を中心に主力ブランドがプラス推移となっている。

2017年度は、前年比5.0%増の584億円となる見通し。主力ブランドの「MOW」が、積極的な販促活動も奏功し、大幅増となる見込みである。

ハーゲンダッツジャパンは、主力の「ミニカップ」が好調に推移。

2017年度は、引き続き「ミニカップ」が安定した需要を確保し、前年比8.0%増の542億円となる見込み。

同社はトレンドの本格チョコアイス、栄養補給アイス、和風もち食感アイス、ゼロオフアイス、コラボアイス、乳酸菌アイスについても調査。

本格チョコアイス市場は、2020年度には2014年度比約3倍となる見通し。同市場は、ハイカカオチョコレートを中心に消費者のチョコレートに対するニーズの高まりにより、さらなる需要拡大が見込まれる。

和風もち食感アイス市場は、同4倍となる見通し。引き続き、他にはない食感が差別化につながっていくほか、「ミニカップ 華もち」(ハーゲンダッツジャパン)など話題性のある商品が台頭することで成長が見込まれる。

コラボアイス市場は、同約2倍となる見込み。同市場では、アイス市場の伸長や菓子ブランドのアイス化を背景に、今後も商品化や新規参入の動きが活発化していく見通し。

栄養補給アイス市場は、同約2.7倍となる見通し。同市場は、健康需要の高まりからよりターゲット層を明確にした商品が台頭し、新たな需要を取り込んでいくとみられる。

ゼロオフアイス市場は、同約2.3倍となる見込み。同市場は、今後も健康とおいしさを兼ね備えた商品開発が進み、「糖質や脂肪などを気にせずおいしく食べられる」というイメージが定着することで、需要の拡大につながっていくとみられる。

乳酸菌アイス市場は、同2倍となる見込み。消費者の乳酸菌摂取に対する注目度が高く、今後も順調に成長していくとみられる。さらに、シールド乳酸菌(死菌)を活用した市場参入を成功例として、今後も自社で乳酸菌を保有していないメーカーの市場参入が活発化していくとみられる。

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