サンワールド/苫小牧の青果・鮮魚小売、自己破産で負債1億1300万円
2018年02月08日 10:00 / トピックス
- 関連キーワード
- 自己破産
帝国データバンクによると、サンワールドは2月5日、札幌地裁苫小牧支部へ自己破産を申請した。
負債は、債権者約15名に対して約1億1306万円。
1988年4月設立の青果、鮮魚小売業者。当初は、本州方面の市場に対する卸売が主体であったが、1993年に小売店を開設し、卸売から小売へ業態転換した。
一時は複数店舗を開設するなど積極的な営業展開を図り、2000年2月期には約11億2800万円を計上していた。
しかし、生鮮魚介類の魚価高や大手スーパーなどとの競合から、順次店舗を減らすなどして、2017年2月期年売上高は約1億4300万円にまで低下していた。
その間、採算の確保に注力したが、業況は改善せず、今回の措置となった。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。