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江崎グリコ、日本ケロッグ/アーモンドミルク、グラノラ活用した「朝食応援プロジェクト」

2016年09月15日 15:00 / トピックス

江崎グリコと日本ケロッグは9月15日、大人の朝食欠食の減少を図り、新しい朝食スタイルとして「アーモンドミルク・グラノラ」を広める「朝食応援プロジェクト」を開始した。

<アーモンドミルク・グラノラ>
アーモンドミルク・グラノラ

オーツ麦や小麦などの複数種類の穀物を焼きあげたシリアルである「グラノラ」は、ご飯やパンに次ぐ「第3の朝食」として支持を広げ、国内のグラノラの市場規模は、2015年には369億円に達している(日本スナックシリアルフーズ協会)。

ケロッグは、子供専用グラノラ「フロスティ 成長応援グラノラ」、脂質を50%以上カットしたヘルシーなグラノラ「フルーツグラノラ ハーフ」(「厳選素材 フルーツグラノラ」と比較)を発売するなど、豊富なラインナップをそろえている。

また、グリコは2014年に「アーモンド効果」を発売。

「第3のミルク」としても注目度が高いアーモンドミルクは、ビタミンEと食物繊維などの栄養素を含み、グリコが国内市場シェアを約68%に拡大している。

「朝食応援プロジェクト」では、イオン、サミットなど流通大手を中心とした約500店舗において、グラノラとアーモンドミルクを活用したメニュー提案など、共同販促と試食提供を実施。

オフィスグリコを活用した、全国の企業における無料サンプリングの実施も計画している。

さらに、今回のプロジェクトに賛同し、自社の社員食堂や休憩室などにおいて、期間限定で社員向けの無料朝食として「アーモンドミルク・グラノラ」の提供を希望する企業を募集する。

すでに9月20日から楽天、9月26日より京セラで無料朝食の提供が決まっている。

9月15日行われた「朝食応援プロジェクト」発表会で、江崎グリコのマーケティング本部の木村幸生・健康事業マーケティング部長は、「アーモンド効果シリーズは発売以来、売り上げが好調に推移しており、今回のプロジェクトの効果により、豆乳に次ぐジャンルとしてさらなる成長を期待している。大豆や牛乳のアレルギーの方でも安心して召し上がれる健康飲料として、ますますPRしていく。無料朝食の導入企業は20社をめどに、好評な場合は追加も検討する」と話した。

日本ケロッグの大谷弘子・執行役員マーケティング本部長は、「グラノラの売上は2桁成長を続け、日本の朝食として普及してきているが、日本の20~30代の朝食欠食率は高く、特に男性は37%が朝食をとらない。当社は朝食の専門家として、アーモンドミルク・グラノラで健康的な朝食を提案する」としている。

また同会では、「アーモンドミルク・グラノラ」のアレンジレシピとして、料理家のSHIORIさんが「アーモンドミルクのスムージーグラノラ」と「アーモンドミルクのチャイ風ホットグラノラ」を紹介した。

<「アーモンドミルク・グラノラ」のアレンジレシピ>
「アーモンドミルク・グラノラ」のアレンジレシピ

<大谷執行役員、SHIORIさん、木村部長>
大谷執行役員、SHIORIさん、木村部長

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