日本茶カフェ「八屋」/千駄ヶ谷、代官山で煎茶ソーダなど新しい日本茶提供
2017年12月05日 16:40 / 店舗
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城南3区エリア(世田谷区、目黒区、渋谷区)を中心に、新築一棟マンションによる不動産投資支援事業を展開するフェイスネットワークは、日本茶専門店「八屋(はちや)」の東京・千駄ヶ谷に12月1日オープンした。
また、2号店を東京・代官山に12月5日出店した。
八屋は、「日本茶を新しい文化として現代に再構築」をコンセプトに、人気ファッションデザイナーが店を総合プロデュース。
オリジナルの煎茶・ほうじ茶・玄米茶をメインに、茶せんでつくるお茶のラテ、お茶に合う和菓子など、ナチュラルで素材の味にこだわった商品を提供する。
無形文化財である鎚起銅器(ついきどうき)を扱う玉川堂のこだわりの急須で淹れた、茶葉本来の旨味を堪能できるシンプルなお茶を用意。
ストレートのお茶は煎茶は80度、ほうじ茶・玄米茶は100度で入れ、温度にもこだわった。価格が税込350~450円。
店名の「八屋」は、日本の雑節である「八十八夜」が茶摘みの日とされ、この日に摘んだお茶は古来より縁起物の新茶とされていること、また「八」は「末広がり」として幸運の数字とされていることに由来する。
特長的なメニューの一つが、お店で手作りするオリジナルの「煎茶ソーダ」(500円)。煎茶の味を活かし、さわやかな飲み口に仕上げた。
「フルーツ入り煎茶ソーダ」(700円)は、煎茶のジュレと季節の果物が入った、味も食感も楽しめるスイーツ感覚のお茶になっている。
また、茶せんを使用し、抹茶を点てるように粉末のお茶とミルクを混ぜ合わせて、お茶ラテを作っている。定番の抹茶以外に、ほうじ茶、黒ごま、煎茶、蜂蜜生姜などをラインナップした。それぞれS450円、L550円。
通常、抹茶を点てるときに使用する茶せんでラテを点て、その様子をお客が目の前で見られるライブ感も魅力。
白あんを使って甘さを出したスムージーは、ほうじ茶、煎茶、抹茶を用意している(S500円、L600円)。
フードメニューは、あんみつ(480円)、ソフトクリーム(甘酒・黒ごま、450円)、大福(栗・金時・柚子、270円)、かりんとう(黒糖・ごま・抹茶・ほうじ茶、380円)をそろえた。
同社の広報は、「千駄ヶ谷店は、壁をオリジナルの波柄、柱を麻の葉文様の組子を使用。和の文化を新しい形で表現している。周辺住民、ビルのシェアオフィスに入居している企業に加え、渋谷まで歩いて15分という立地を生かし、感度の高い若者などの利用を見込んでいる」としている。
■千駄ヶ谷店
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-1-8
営業時間:9時~19時
定休日:土曜・日曜・祝日・年末年始
■代官山店
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-16-9
営業時間:9時~19時
定休日:なし(年末年始を除く)
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