ライフ/3~11月、既存店改装で売上拡大も人件費高騰で営業減益
2018年01月12日 13:30 / 決算
ライフコーポレーションが1月12日に発表した2018年2月期第3四半期決算は、売上高5014億6100万円(前年同期比3.4%増)、営業利益70億2500万円(18.0%減)、経常利益73億1600万円(15.6%減)、当期利益36億2400万円(32.3%減)となった。
新規店舗として、3月に須磨鷹取店(兵庫県)、4月にクロスガーデン調布店(東京都)、7月に鶴見下野谷町店(神奈川県)、11月に堂島大橋店(大阪府)・青葉しらとり台店(神奈川県)・寺田町駅前店(大阪府)の6店を出店した。
一方で、3店を閉鎖したほか、既存店舗の鎌倉大船モール店、香里園店、国分店、喜連瓜破店、相模原駅ビル店、吉川駅前店、吹田泉町店など合計14店で改装を行った。
2017年8月に稼働した加須プロセスセンター(埼玉県)に続き、2017年6月に神奈川県川崎市に川崎総合物流センターが稼働し、首都圏エリアにおける200店体制の整備を完了した。
新規店舗と既存店舗の改装が寄与したことに加え、売上拡大・客数増加に向けた販売促進の各種施策により、売上高は増収となった。
利益面は、採用強化や時給アップに伴う人件費、運賃・光熱費等の上昇による物件費、新規店舗と既存店舗改装による一時経費負担等のコスト増加もあり、減益となった。
部門別売上高は、生鮮食品部門が1998億6800万円(2.6%増)、一般食品部門2136億8800万円(3.9%増)、生活関連用品部門449億8500万円(5.1%増)、衣料品部門211億3800万円(1.3%増)、テナント部門73億3400万円(0.3%増)となった。
通期は売上高6800億円(4.1%増)、営業利益126億円(0.5%減)、経常利益129億円(0.5%増)、当期利益67億円(17.4%減)の見通し。
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