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ケーズHD/3月期は家庭電化製品好調で営業利益20.1%増

2018年05月07日 09:50 / 決算

ケーズホールディングスが5月7日に発表した2018年3月期決算は、売上高6791億3200万円(前年同期比3.2%増)、営業利益307億6400万円(20.1%増)、経常利益366億6100万円(14.2%増)、当期利益227億600万円(12.7%増)となった。

パソコン・情報機器はスマートフォンの普及などで低調だったものの、エアコンなどの季節商品は好調に推移した。

洗濯機は時短・節水志向から大容量や乾燥機付き機種への買い替え需要で好調に、冷蔵庫は生活スタイルにあった商品への買い替えなどで堅調に推移した。

テレビは4K対応機種への買い替えで好調に推移した。これらにより、売上高は前年同期を上回る結果となったが、計画に対しては未達となった。

利益面は、節電・省エネ・安心・安全・健康をキーワードに冷蔵庫、洗濯機、調理家電などの家庭電化商品やエアコンの需要が高まるなど、より良い生活が期待できる付加価値商品が販売され、売上総
利益率の改善が見られたことなどにより増益となった。

出店退店状況は、直営店20店を開設し、直営店9店を閉鎖して店舗網の強化・経営の効率化を図った。期末店舗数は496店(直営店492店、FC店4店)となった。

来期は売上高6950億円(2.3%増)、営業利益300億円(2.5%減)、経常利益354億円(3.4%減)、当期利益215億円(5.3%減)の見通し。

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