国分、オカムラ/常温ワイン売場内に小型冷蔵ケース設置、つまみを販売
2018年05月25日 15:00 / IT・システム
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国分は、什器メーカーのオカムラと共同で、ワイン定番売場内に小型の冷蔵ケースを設置し、温度管理が必要なチーズ、生ハムを関連販売する提案を開始した。
常温ゴンドラに冷蔵ケースを組み合わせた新型什器をオカムラが開発し、ワインとつまみのクロスMD提案を国分が行う取り組み。
常温商品のワイン売場では、温度管理の必要がない乾きものと言われるつまみとの関連販売が主流だったが、小型冷蔵ケースを常温ゴンドラ内に設置することで、チーム、生ハムなど温度管理が必要な商品を、一つの売場で展開するこができる。
これまでのワイン売場では、ワインと相性の良い、チーズ、生ハムなど要冷商品は、冷蔵ケースのある別の売場まで買いに行く必要があった。
冷やして飲むことを前提にしているスパークリングワインは、冷蔵ケースで展開する場合もあるが、常温ゴンドラと冷蔵ケースが離れていて商品を選びにくい場合があった。
近年は、冷蔵ケースの上部にワイン売場を設ける売場もあるが、冷蔵ケース上では展開できるワインのアイテム数が限られるといった課題があった。
今回の取り組みは、常温ゴンドラをメインとすることで、ワインを中心に、要冷商品のつまみを関連販売することやスパークリングを冷やして販売することができる。
従来は、ビール類の冷蔵ケースの一角で、白ワインやスパークリングワインを冷やして売る店舗が多いが、ワインの在庫回転数は、ビール類と比べると低い。
常温ゴンドラ内で、白ワインやスパークリングワインを冷やして売ることで、回転率が高いビール類の売場を拡大できるメリットもあるという。
冷蔵ケースの電源は、アース付きの100vを採用したことで、通常のコンセントにも対応した。結露による水滴などを集めるポットを装備し、フィルターの清掃も月に1回程度とすることで、メンテナンスしやすい構造を採用している。
什器のサイズは、横890mm×幅460mmで、高さは850mmと1500mmの2種類を用意した。
要冷蔵商品と常温商品のクロスMDとしては、ワインとチーズ、ハムのほか、食パン・菓子パンとサンドイッチ、バター、お菓子・スナックと冷やしたジュース、お茶などさまざまな組み合わせが想定できるという。
■問い合わせ
オカムラ お客様相談室
0120-81-9060
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