OKI/紙帳票をデジタルデータ化の自動化サービス「EntrySmart」を販売開始
2018年08月30日 14:20 / IT・システム
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OKIは8月23日、店舗デジタル変革ソリューション「Enterprise DX」について「オペレーション変革ソリューション」の新商品として、イメージエントリー自動化サービス「EntrySmart」の販売を開始した。
<「Enterprise DX」によるビジネスモデル構築イメージ>
「EntrySmart」は、従来手作業で行っていたイメージエントリー業務(紙データのデジタル化)を自動化するサービス。
近年、急速に拡大している業務自動化の取り組みでは、紙データのデジタル化が課題となっていた。
長年の実績を有するOCR技術に加えAIなどを活用し、活字帳票や手書き帳票を自動でデジタル化する技術を開発した。
「EntrySmart」は、新たに開発した紙データをデジタル化するための認識機能とAIによる補正機能を搭載している。
認識機能にはOKIのOCRエンジンを基盤としつつパートナー企業2社の最新OCRエンジンを搭載し、高精度で文字をデジタル化する。
補正機能では、ディープラーニングを用いたAI学習モデルで認識結果を補正し、誤読(文字の読取間違い)や不読(文字が読取できない)を解消する。
新たな仕組みにより、文字をデジタル化する際の正読率を高め、英数字やカナ文字、記号の誤読、不読率約40%良化(同社従来比)し、エントリー作業の自動化により従来のエントリー要員の最適な再配置を支援する。
新しい認識機能の開発にあたっては、東芝デジタルソリューションズ、PFUとのパートナーシップに基づき、各社の最新OCRエンジンを適用する。
本サービスによるイメージエントリー業務の課題解決に加え、バックオフィスの事務処理をワンストップで提供するクラウドサービスも計画している。
価格は個別見積もりで、「Enterprise DX」全体として今後3年間で200億円を計画している。
■問い合わせ
OKI
情報通信事業本部 金融・法人ソリューション事業部 イノベーション推進部
TEL:03-5440-4619
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=198j
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