SAP/ゲオHDが「SAP S/4HANA」採用、業務負荷低減と決算早期化目指す
2020年11月17日 13:20 / IT・システム
SAPジャパンは11月17日、ゲオホールディングスが、SAPの最新のERP「SAP S/4HANA(エスエーピー・エスフォーハナ)」の採用を決定したと発表した。
SAP S/4HANAは、AI、機械学習、高度なアナリティクスなどのインテリジェントテクノロジーが組み込まれた、将来を見据えたエンタープライズリソースプランニング (ERP) システム。インテリジェントな自動化によりビジネスプロセスを変革する。インメモリーデータベースであるSAP HANA上で稼働。SAP HANAは、リアルタイム処理を可能にする処理速度を実現し、データモデルを大幅にシンプル化するという。
ゲオホールディングスは、創業者が1986年に愛知県豊田市でレンタルビデオ店を開業してから約30年。全国に1900を超える店舗ネットワークを構築している。
レンタルやゲーム買取販売の「ゲオショップ」、衣料・服飾や家具・家電の買取販売の総合リユース「セ力ンドストリー卜」などの店舗を運営している。
グループの中核ゲオショップは、M&Aなどにより積極的に店舗網を拡大してきた。市場環境の変化に対応しグループ全体の事業領域拡大のためリユース市場にも本格参入し、運営の効率化による利益拡大に取り組んでいる。
今回、事業領域拡大と将来を見据えた成長のためには、「業務の標準化・効率化による業務負荷低減と決算早期化」、「事業拡大への対応と基幹業務基盤の刷新」、「経営判断のスピード向上を実現する情報活用」を実現できる経営基盤の強化が必要と考え、豊富な導入実績と今後のビジネス拡大に追随できる基盤であるとの評価から、SAP S/4HANAの採用を決定した。
■問い合わせ先
SAPジャパン
TEL:0120-786-727
http://www.sap.com/japan/contactsap
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