二子玉川ライズ/開業以来の大刷新、9月14日「ビューティゾーン」導入
2018年09月13日 18:30 / 店舗レポート
二子玉川ライズ・ショッピングセンター(以下:二子玉川ライズ S.C.)は9月14日、1階に化粧品のセレクトショップ「フルーツギャザリング」、日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」初のライフスタイル特化型セレクトショップ「暮らしとクリーマ」など新店舗3店をオープンする。
今秋行われている、2011年春の開業以来最大規模となるリニューアルの一環で、8月31日から順次、施設の顔である「タウンフロント」に新店13店舗と、リニューアル3店舗がオープンする。
「タウンフロント」の1階は、今回、二子玉川エリア待望のビューティーゾーンに生まれ変わった。
施設を運営する東急モールズデベロップメント二子玉川ライズ・ショッピングセンター営業企画・MD担当者は、「二子玉川エリアは、2015年蔦屋家電、映画館、ホールができ、街で年200回以上イベントが開催されるなどコト消費が充実している。そこで、二子玉川ライズでは物販に力を入れるべく、ニーズを探ったところ、来館者、従業員、周辺の働く女性から、化粧品の拡充を求める声が上がった」。
「従来自然派化粧品3店はあったが、外資系コスメ、メイクアップ商品の充実、スキンケア製品の導入の希望が多く、その要望をすべてかなえるため、個別テナントではなく、編集型のコスメ店舗を運営するフルーツギャザリングを導入した」と語る。
また、「30以上のメイクブランドを取り扱うことや、新たにスキンケアカウンセリングエリアを設けることで、現在中心の30代後半の顧客の要望に応えつつ、20代、50代の顧客も取り込みたい。化粧品を強化することで、客数、客単価ともに上がるとみており、買い回り効果で館全体の売上増も期待している」と説明している。
今回、「フルーツギャザリング」(店舗面積:233m2)は、初の「スキンケアカウンセリングエリア」を導入した。
スキンケア専門のコンサルタントによるカウンセリングを体験できる。予約は不要となっている。
スキンチェッカーを使用して、水分・油分など、顧客の今の肌状態を細かく分析。その後、顧客の「なりたい肌」に近づくためのケアポイントや、最適なアイテムをブランドの枠を超えて紹介する。
「フルーツギャザリング」初導入ブランドは、エピステーム、ゲラン、ジバンシイ、ヘレナ ルビンスタイン、MDNA SKIN、ReFaとなっている。全体では、ラグジュアリーメイク、スキンケア、ボディケア、ヘアケアなど約32ブランドを取り扱う。
また、150種の口紅がそろう「リップスタンド」が登場。ブランドを超えて、気になる商品を試すことができる。
実際に塗るだけでなく、気軽に試せるバーチャルメイクアプリ「You Canメイク」を設置しているので、自分の唇に付け替えることなく、好きな色を試せる。
「フルーツギャザリング」の中心顧客は20~30代だが、今回スキンケアを充実させることで、40代の取り込み、客単価のアップを見込む。
想定客単価は5000~6000円となっている。
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