蔦屋書店/12の専門店を融合「ららぽーと名古屋」に家族向け店舗
2018年09月26日 12:05 / 店舗レポート
カルチュア・コンビニエンス・クラブのグループ会社CCCビジネスパートナーズは9月28日、名古屋市港区に開業する大型商業施設「ららぽーと名古屋みなとアクルス」内に、「名古屋みなと 蔦屋書店」をオープンする。
「WITH FAMILY」をテーマに、「おでかけ」「子育て(キッズ)」「クルマ」の3つのジャンルを特に充実させ、家族と一緒に過ごす時間、家族で一緒に楽しむコトを提案する店舗。
「三井ショッピングパークららぽーと名古屋みなとアクルス」の別棟として出店した。地下鉄や市バスの駅側の幹線道路に面した「ウェルカムアプローチ」に建ち、大きくとられたガラス面から差し込む日差しの中、コーヒーを片手にゆったりと読書を楽しめる空間を提供する。
スターバックスコーヒーに加えて、書店区画とつながって、飲食店、雑貨店など個性あふれる12の専門店を展開し、プレミアエイジ(団塊世代前後)の夫婦や子ども連れのファミリーがそれぞれ好きなものを見つけ、楽しい時間を共有できる店舗を目指す。
店舗全体をBOOK&CAFEスタイルで構成し、店内にはコーヒーと読書を楽しめる座席を150席、用意した。スターバックスのコーヒー片手に購入前の書籍もゆったりと読める。椅子、テーブルは、東海地方の高い木工技術でつくられた家具を採用した。
コミック・コミック誌を除き、購入前の書籍は、1人3冊までカフェを中心とした座席に持ち込むことができる。コーヒーを楽しみながら、新作の小説の試し読みなどを提案している。
家族での週末のおでかけや、おでかけが楽しくなるクルマ選び、おうちでつくる料理、子どもとの遊びなど、家族と一緒に、家族で一緒にできる楽しい暮らしを提案する書籍や雑貨などをそろえた。
絵本を中心に1万タイトルがそろう児童書コーナーには、子どもたちが楽しく本を読めるキッズスペースを設置し、読み聞かせなど、キッズ向けイベントも開催する予定だ。
今年3月に惜しまれながら閉店した日本最初の児童書専門書店「メルヘンハウス」とコラボレーションした期間限定フェアでは、同店がおすすめする児童書を紹介する。
車文化が発達した名古屋ならではのコーナーとして、貴重な古書、車種別カタログなどを含め国内最大級1万冊のクルマ関連書籍を取り扱うクルマコーナーを設置した。
世界中でここだけでしか手に入らないクルマのBIGBOOK(60cm四方、15KG)も用意した。
9月28日~10月中旬までは、オープニング展示として、トヨタ博物館が所蔵する初代カローラの展示を行う。
朝8時からオープンしているので、スターバックスやベーカリーカフェ「adedge」でモーニングを楽しめる。仕事帰りにも立ち寄れるように、夜は22時まで営業する。
1Fテラス席には、リードフックを用意した。家族の一員である愛犬と一緒に来店し、コーヒーと読書を楽しめる環境を整えた。
カフェ、レストラン、雑貨や子供服のお店など、12の専門店が書店とシームレスにつながっているのが特徴。
1階の店舗中央に、スペシャルティコーヒーストア「スターバックスコーヒー」が出店し、テラス側には、ベーカリーカフェ「adedge」を配置した。
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