味の素/4~12月、北米事業で減損計上し事業利益8.1%減
2019年01月31日 09:35 / 決算
味の素が1月31日に発表した2019年3月期第3四半期の連結決算は、売上高8464億8200万円(前年同期比1.7%増)、事業利益742億8600万円(8.1%減)、税引前四半期利益444億1800万円(44.0%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益223億5100万円(59.7%減)となった。
売上高は、製薬カスタムサービス及び医薬用・食品用アミノ酸が大幅な増収となったことに加え、冷凍食品(海外)や調味料・加工食品(海外)の増収により、伸びた。
営業利益は、その他の営業費用に味の素フーズ・ノースアメリカ社に係るのれんの減損損失及びPH社に係る持分法で会計処理されている投資に係る減損損失を計上したことで、減益を計上した。
2019年3月期通期の連結決算は、売上、利益ともに下方修正した。
事業利益の修正は、主として海外食品セグメントにおいて、持分法を適用しているプロマシドール・ホールディングス社の商標権に係る減損損失を計上したことによるもの。
加えて、調味料・加工食品(海外)で、事業を展開している一部の国において競争環境が厳しさを増していること等により、同セグメントの売上高及び事業利益は前回予想を下回る見通し。
また、日本食品セグメントにおいても、主に冷凍食品(日本)での家庭用の競争激化にともない、同セグメントの売上高及び事業利益は前回予想を下回ることを予想している。
売上高は前回予想比84億円減の1兆1468億円(前期比2.9%増)、事業利益95億円減の862億円(9.9%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益334億円減の216億円(64.1%減)を見込んでいる。
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