キリン/日本の「トロピカーナ」事業をライセンス方式へ移行
2019年02月18日 11:50 / 経営
キリンビバレッジ(以下:KBC)は2月18日、日本のトロピカーナ事業について、従来の合弁会社方式から、ライセンス方式に事業形態を変更したと発表した。
現在、同社は、PepsiCo,Inc.の子会社であるTropicana Products Inc.(以下:TPI)と、日本におけるトロピカーナブランドの事業管理やマーケティング活動を行う合弁会社キリン・トロピカーナ(以下:KTI)を運営している。
2019年1月に従来の合弁会社方式(出資比率KBC50%、ペプシコの子会社であるFrito-Lay Netherlands Holding B.V.50%)から、KBCがKTI株式を100%保有する体制に変更。
同時にトロピカーナブランドを日本で展開する各種権利をTPIがKBCに付与するライセンス方式に切り替えた。
また、4月1日には、KBCがKTIを吸収合併し、KTIが持つ機能をKBCに移行する。
今後も高まると予想される社会環境や市場環境の変化に迅速に対応し、ブランド力のさらなる強化と、事業の収益性を高めるために、合弁会社方式からライセンス方式への事業形態の変更を行う。
トロピカーナは、1947年に米国フロリダで創業され、現在は世界60カ国以上で愛されている。
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