流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ミニストップ/ソフトクリーム専門店出店加速、都市部に100店

2020年04月09日 10:50 / 経営

ミニストップは4月9日、事業構造改革の一環としてとしてソフトクリーム事業を拡大し、2018年から開始したソフトクリーム専門店の出店を加速し、都市部で早期に100店体制を目指すと発表した。

<ソフトクリーム事業の拡大>
ソフトクリーム事業の拡大
出典:ミニストップ2020年2月期決算説明会資料

ソフトクリーム事業は、店舗事業とライセンス事業の2本柱で展開。店舗事業では、早期に100店体制とすることで、ソフトクリーム事業を新たな成長の柱に育てる予定だ。

ライセンス事業は、原材料供給とメニュー提案で直接投資をほぼ行わないモデルで、収益率の高い事業となる。

ソフトクリーム専門店の出店条件は、標準面積約20m2~33m2。商圏は、人口ではなく、出店する商業集積の入館数で判断している。いま出店している「MINISOF横浜ポルタ店」では、店舗前通行量が2万人くらいで、非常に好調に推移しており、そういった立地に出店する計画だ。

3月5日に「MINISOF横浜ポルタ店」、3月15日に「MINISOFイオンモール京都五条店」を出店し、2020年3月末時点で、ソフトクリーム専門店は5店舗を出店している。今後も、東京、名古屋、大阪といった都市部で出店を加速する計画だ。

直近に実績では、横浜ポルタ店では、1日の来店客数が300人程度、10万円から15万円の売上を新型コロナウイルスの前には記録していた。

顧客層は、当初、想定していたのは、女性、カップル、ファミリーだったが、横浜ポルタ店では、男性客も多く、3割程度が男性となっている。

2020年度の出店計画は、現時点では未定だが、新型コロナウイルスが発生する前の当初計画では120店を計画していた。ミニストップ、シスカ、ソフトクリーム専門店の内訳は、未定となっている。

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧