マックスバリュ北海道/2月期、客単価上昇し売上高2.6%増
2019年04月11日 12:30 / 決算
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マックスバリュ北海道が4月10日に発表した2019年2月期決算によると、売上高1292億8100万円(前年同期比2.6%増)、営業利益13億3600万円(9.2%増)、経常利益13億5200万円(10.7%増)、四半期純利益4億5300万円(8.1%減)となった。
既存店は売上高前期比0.7%増、客数1.3%減、客単価2.0%増、一点単価0.3%減、1人当たり買い上げ点数2.3%増だった。
新規出店および大型改装では、2店舗の新規出店と6店舗の大型改装を実施した。
都市型小型店として、8月に「マックスバリュ北1条東店」(札幌市中央区)、11月に「マックスバリュ月寒西店」(札幌市豊平区)を開店した。
都市部における限られた敷地で、買い回りし易い売場の配置にするとともに、商圏の特性やお客のニーズに対応して、簡便、即食、健康を意識した商品やこだわり商品の品揃えを充実した。
また、都市型のライフスタイルに対応すべく、店舗2階にくつろげるイートインスペース(90席)を併設し、好評を得ている。
4月11日に行われた決算会見で、出戸信成社長は、「当社の標準店は店舗面積2000m2だが、都市型小型店は1600m2程度、簡便、即食商品をそろえ、パンや総菜のオープンキッチンが人気となっている。総菜、パンの売り上げも好調で、イートインでのイベントも行っている」と述べた。
大型改装では、買い回りし易い売場の配置に変更し、老朽化した設備の入れ替えを実施するとともに、要望の多い手早く調理が出来る商品や健康志向に対応した商品の品揃えを充実させた。
リニューアルを機にイオンのブランド「トップバリュ」を積極的に売場展開し、販売を強化。
さらに、商品力向上の取り組みとして、野菜の鮮度向上に取り組み、朝に収穫したレタスやとうもろこしを「今朝採れ野菜」として販売することや商品を限定して産地から直接自社センターに入れ店舗に納品する物流の見直しを実施している。
次期は、売上高1342億円(3.8%増)、営業利益16億5000万円(23.5%増)、経常利益16億5000万円(22.0%増)、四半期純利益7億5000万円(65.5%増)を見込んでいる。
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