キリン/2019年「タップ・マルシェ」1万3000店目標、クラフトビール強化
2019年05月23日 16:50 / 経営
キリンビールは5月22日、「タップ・マルシェ」の2019年設置店目標を1万3000店にすると発表した。
5月22日に都内で行われたブルックリン・ブルワリー・ジャパンの2019年戦略発表会で、キリンビールが明らかにしたもの。
「タップ・マルシェ」は、1台で4種類のクラフトビールを販売できる業務用ディスペンサー。
複数のビールの中から、好きなクラフトビールを4種類選ぶことができる。
2019年3月で合計12ブルワリー25銘柄を取り扱っている。
クラフトビール市場は、2018年にビール類市場の0.9%程度(キリン調べ)にまで拡大し、クラフトブルワリー数も2018年10月時点で379社と、2016年比で約1.5倍の規模(日本ビアジャーナリスト協会調べ)に増加している。
「タップ・マルシェ」設置店は2018年は7000店で、2019年は日本のブルワリーのほか、アメリカで人気の「ブルックリン・ブルワリー」で基幹商品「ブルックリンラガー」以外にも多様な商品を投入し、展開店舗数も1万3000店と大幅に増やし、さらなるクラフトビール市場の活性化を目指す。
ブルックリン・ブルワリー・ジャパンの2019年戦略発表会でキリンビールの山田精二企画部長は、「アメリカのクラフトビール市場と比べ、日本市場は大手と小規模ブルワリーが協調している。また、タップマルシェという販路があるため、一緒になって、お客様にクラフトビールの良さ、新しさを紹介することができる」。
「料飲店以外にも、ブックカフェ、コンランドリーなど従来にない設置箇所を先入観なく開拓し、お気に入りのクラフトビールを探す楽しみをお客様に提供する」と述べた。
経営 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- ユニクロ/4月既存店売上高18.9%増、気温高く夏物好調
- 05月02日
-
- コメリ/5月1日から414品目を値下げ
- 05月02日
-
- ZOZO/3月期、セール拡大・コスメ強化などで増収増益
- 05月02日
-
- 日本調剤/3月期はインフルエンザの流行などで増収増益
- 05月02日
-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日