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キリンビール/ペットボトル活用の業務用サーバー「TAPPY」で飲食店支援

2022年06月20日商品

キリンビールは6月20日、東京駅直結の商業施設「八重洲地下街」に出店する「ペッパーランチ八重洲地下街店」で、2021年から全国展開を開始した新型業務用サーバー「TAPPY(タッピー)」のオペレーション実演を実施した。

<タッピー>
タッピー

タッピーは従来のステンレス製の樽生容器ではなく、3Lペットボトルで「キリン一番搾り生ビールや「キリンサワー」を提供できるツータップの新たなサーバー。これまでの樽生容器は、常温保存のビールをサーバーで冷やしていたが、タッピーはサーバー自体が冷蔵機能を持ち、直接3Lペットボトルを冷やすことができるのが特徴となっている。

<タッピーの3Lペットボトル>
タッピーの3Lペットボトル

タッピーの開発に関わったキリンビール企画部の日高大彰主幹は、「キリンビールにとってもコロナ禍は大きな環境変化であり、企業の存在意義が問われた。そこで、お酒は、人と人をつなぐものであり、これをしっかりと届けていく想いを新たにした。お客様の笑顔の裏には、飲食店や酒販店の方々の努力と思いがある。その中で、従来型のビールサーバーの課題を洗い出し、タッピーを開発した。メンテナンスが簡単なタッピーを導入することで、飲食店の人手不足などの課題に貢献したい」と開発の経緯を説明した。

<日高主幹>
日高主幹

タッピーは、小規模な3Lペットボトルを採用することで、大樽に比べて1本を使い切るまでの期間が短くなり、よりおいしい「一番搾り」の提供が可能になる。その結果、顧客の「満足度」や「飲食店への来店動機」も向上し、さらには「一番搾り」ブランドの価値向上にもつながる。また、従来の樽詰生ビールサーバーに比べて商品の取り付けやサーバー洗浄が簡易であることから、外食産業の課題でもある労働力不足の解決に貢献できる。

さらに、サーバー内のホースが短いため、サーバー洗浄時にロスするビールが減り、フードロスの削減につながるオペレーション負荷軽減による人件費削減と合わせると、削減コストは平均的な店舗で年間あたり約16万円を見込んでいる。そのほか、3Lペットボトルというワンウェイ容器を採用することで、ビールの空樽回収作業が不要になり、社会的にひっ迫している物流負荷の低減に加えて物流費の抑制も実現できる。

<タッピーの特徴>
タッピーの特徴

タッピーは、2020年11月に全国6県(愛知県・石川県・富山県・福井県・福岡県・宮崎県)でテスト展開を開始した。2021年4月20日からは、全国展開を開始し、「キリン陸ハイボール3Lペットボトル」を追加投入している。キリンビールは2022年8月に、「TAPPY(タッピー)」「キリン ホームタップ」などの好調を受け、さらなるペットボトル商品の販売数量増加に備えて、キリンビール取手工場にペットボトル製造設備を新設し稼働させる計画だ。

<タッピーに期待できる効果>
タッピーに期待できる効果

ペッパーランチを運営するホットパレットは3月に、「TAPPY(タッピー)」を、運営する全ブランド・全店舗に導入した。全国展開する外食チェーンでの導入は初めてとなる。ホットパレットの松本純男社長は、「私もファミリーレストランの店長を経験したが、従来型のビールサーバーは洗浄が大変だった。ステンレス製の樽生容器は、かなり重く女性の従業員にはかなりの負担となっていた。外食産業の課題に向き合ってもらい、タッピーのような機械を開発していただいたのはありがたい」とタッピーを紹介している。

<松本社長>
松本社長

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