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凸版印刷／ICタグでリアルタイムに店頭在庫確認できる陳列棚

2019年09月09日 12:30 ／ IT・システム

凸版印刷は9月9日、タカヤと共同で、流通・小売店舗向けに、吊り下げ型の商品陳列什器に対応した「スマートシェルフ」を開発し、2020年度の発売を目指すと発表した。

商品を管理する低価格ICタグ「SMARTICS-U（スマーティックス・ユー）」を活用し、リアルタイムに店頭在庫の確認が可能な陳列棚となっている。

外装パッケージにICタグが貼付・内蔵された商品を「スマートシェルフ」から取り出すと、それを自動で検知し陳列された在庫が減少したことをリアルタイムで認識することが可能。従来の「スマートシェルフ」では、シート型のアンテナの上に商品を置くことで、商品の有無の検知を行っていたが、今回開発した吊り下げ型の商品陳列什器に対応した「スマートシェルフ」では、吊り下げフックの部分にアンテナを装着しているため、任意の箇所で陳列できる。

また、「スマートシェルフ」とデジタルサイネージを組み合わせることで、商品を手に取った瞬間にデジタルサイネージ上でその商品の説明や関連広告の表示が可能になる。従来は店員が行っていた商品の詳細説明や、関連商品の提案業務の省人化を実現するという。

■問い合わせ先
https://www.toppan.co.jp/inquiry.html

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