キリン/日本橋兜町に体験型「ブルックリン・ブルワリー」世界初旗艦店
2020年01月27日 17:20 / 店舗
キリンビールは2月1日、日本橋兜町に米国クラフトビールのパイオニア「ブルックリン・ブルワリー」の世界初旗艦店「B(ビー)」をオープンする。1月27日マスコミ向け内覧会を開催した。
「ブルックリン・ブルワリー」のフラッグシップ店は、世界初出店となる。日本橋兜町の再開発プロジェクトであるマイクロ複合施設「K5」に、クラフトビールの販売に止まらないブランド体験の場を創出。「ブルックリン・ブルワリー」の世界観、価値観を発信していく。
ブルックリン・ブルワリー・ジャパンは、「NYでブルックリン・ブルワリーが、一時期荒れていたブルックリンの街を再生した力になったように、Bは新しく兜町を活気づけるコミュニティを目指したい。個性豊かなビール、多様性を包むイメージのタコス、イベントなどのコンテンツを提供する」。
「多様な人が集まり、コミュニティが生まれ、飲用シーンが生まれる場所として、店名の『B』は、Brooklyn、Beer、Basement、Brand、Ba(場)などの意味を込めた」としている。
「ブルックリンラガー」(レギュラー税別740円、パイント880円)、「ブルックリンディフェンダーIPA」など「ブルックリン・ブルワリー」ブランドの基幹商品、ブルーボトルコーヒーとコラボした「インテンンシファイド コーヒーポーター」(4500円)など同店でしか飲めない直輸入ビール(店舗限定約20種類)、オリジナルビアカクテルなど多種多様なビールがそろう。
食事は「タコス」をメインとし、馬喰町の「北出食堂」が監修した約10種のタコスを提供(1個350~400円)。フライドポテト(800円)なども用意した(価格は予定)。平均客単価は3000~3500円と設定した。
また、米国ブルックリン・ブルワリー社から直輸入するバラエティー商品、オリジナルグッズを販売する。
カウンターは、多様性、コミュニティをイメージし、6000個の木のパーツを組み合わせて作成した。
キリンビールは、1月8日発表した2020年の事業方針でクラフトビール事業へ注力することを明らかにした。2020年以前のクラフトビールを普及させる活動から、今年は「ブルックリン・ブルワリー」という世界的人気ブランドの旗艦店を仕掛けることで、魅力的なビールとコンテンツを提供、ビール離れの進む若年層獲得を目指す。
2月のオープン時のコンテンツとして、NY在住のアーティスト中山誠弥氏の壁画を展開。今後も、ブルックリンの感性と創造性、「B」のユニークさを感じられる作品を紹介していく。
■「B(ビー)」
場所:東京都中央区日本橋兜町3-5「K5」地下1階
営業時間:16時~23時
定休日:年中無休(変更の可能性あり)
席数:120席
http://www.brooklynbrewery.jp/
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。