働くママ/コンビニ中食の夕食ニーズ、購入メニュー1位「から揚げ」
2020年07月03日 13:00 / 商品
TPCマーケティングリサーチはこのほど、働くママのコンビニ中食の夕食ニーズについて調査を実施、その結果を発表した。
3~10歳以下の(同居している)子供を持つ有職女性のうち、1カ月に1回以上、コンビニで夕食のために調理済み食品(中食)を購入する女性618人を対象にアンケート調査を実施した。
分析は、働くママの属性別にニーズを把握するために、「平均的ママ」「家庭第一ママ」「情報通ママ」「節約重視ママ」「お疲れママ」「仕事優先ママ」「完璧主義ママ」の7つのクラスター別で行った。
同調査の対象者として抽出した618人に購入頻度をきいたところ、「週1回以上」とした人が42.1%となった。これをクラスター別でみると、「情報通ママ」が7割、「完璧主義ママ」が6割を超えた一方、「家庭第一ママ」「節約重視ママ」「仕事優先ママ」は2割台にとどまり、ママの属性によって頻度は大きく異なっている。
また、今後の利用意向としては、働く時間が長いながらも自炊もしっかり行う「完璧主義ママ」のニーズが最も高かった。特に、「一品足したいときに便利」だから利用したいとする意向が強いという。
夕食のためにコンビニ中食を利用する際のメニューとしては、「鶏のから揚げ」「コロッケ」といった揚げ物が上位となっている。
その他、主食系では「おにぎり」「サンドイッチ」「パスタ・スパゲッティ」「丼」、 主菜では「焼き鳥・照り焼き」「ハンバーグ」、副菜では「ポテトサラダ」「野菜サラダ」の購入率が高い。
今後購入したいメニューについては、 「鶏のから揚げ」「パスタ・スパゲッティ」「おにぎり」「コロッケ」「野菜サラダ」「ハンバーグ」などが上位に入った。
このうち、現状の購入率より意向が高いメニューとしては「パスタ・スパゲッティ」「ハンバーグ」などが挙げられ、今後の利用の増加が期待される。
今後の利用意向が高い「完璧主義ママ」が今後夕食で購入したいコンビニ中食のメニューは、「パスタ・スパゲッティ」がトップ。次いで「おにぎり」「コロッケ」「ハンバーグ」が同率で続いている。
■調査概要
調査方法:WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:3~10歳以下の(同居している)子供を持つ有職女性のうち、1カ月に1回以上、コンビニで食のために調理済み食品(中食)を購入する女性618人(子供を持つ有職女性1万人から抽出)
調査実施日:2020年6月9日~6月11日
■問い合わせ
TPCマーケティングリサーチ
フリーダイヤル:0120-30-6531
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