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日本調剤/マイナンバーカードを保険証利用「オンライン資格確認」導入

2020年12月23日 13:30 / IT・システム

日本調剤は12月23日、マイナンバーカードを健康保険証として利用できる「オンライン資格確認」を、2021年3月より日本調剤の運営する調剤薬局全店舗で運用を開始すると発表した。

「オンライン資格確認」は、来局される患者が加入している健康保険の資格確認を、マイナンバーカードを利用して被保険者としての資格・本人確認を行う情報システム。国では、同システムの早期普及に向けて積極的に普及活動を行っている。

薬局業務でのオンライン資格確認の導入は、マイナンバーカードを用いた資格確認作業により、正確で効率的な事務処理を可能とする。オンライン資格確認が導入されることで、薬剤師が患者個々の「薬剤情報」や「特定健診等情報」といった医療情報の共有ができる。かかりつけ薬剤師の職務である服薬情報の一元化、服薬管理の継続的な管理などのメリットがあるという。

同社では、開発の電子お薬手帳「お薬手帳プラス」は現在、登録会員数が66万人を超え、今年9月より同じく自社開発のオンライン服薬指導システム「日本調剤オンライン薬局サービス」の運用を開始するなど、医療情報のICTの利活用を今後も積極的に推進していく。

■オンライン資格確認・マイナンバーカードの保険証利用について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08544.html

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