棚割作成基礎講座/コロナ下でのスペース配分・品揃え学ぶ2月26日開催
2021年02月01日 14:30 / セミナー
流通経済研究所は2月26日、オンラインセミナー「棚割作成基礎講座」を開催する。
データを用いた「根拠のある」スペース・マネジメントの手法を解説し、インストア・マーチャンダイジング(ISM)理論に基づいた、「買いやすい」グルーピング、ゾーニングの考え方を学ぶ。
「定番の活性化」は売上向上だけでなく利益率の改善にも不可欠であり、その要は「効果的な棚割の作成」だ。
また新型コロナ下での顧客の購買の変化を「スペース配分」や「品揃え」に反映させていく必要がある。
効果的な棚割作成のポイントは、販売データと消費者ニーズの変化を反映した「スペース配分とSKU数の最適化」、顧客にとって買いやすい売場を実現し買上率を改善する「グルーピング、ゾーニング」の2点に集約される。
さらに、店舗別や店舗グループ別の棚割作成が求められる現在、効率的な作業手順の確立も重要なの課題となっている。
講座では講義と演習を通して、「カテゴリー内の商品の括り(グルーピング)」「各商品グループへの定番スペースの配分」「定番売場での各商品グループの適切なゾーニング」「品揃えSKU数の増減と取扱い商品の選定」「効率的な作業のためのデータ分析のポイント」を学ぶ。
POSデータ、市場データ、購買行動、インストアマーチャンダイジング理論に基づいた「根拠のある」棚割作成の原理原則を習得することを目的としている。
講義と演習を交えたプログラムによって、棚割作成の知識だけでなく、実践力の養成を図る。
2015年の開設以来、136社300人以上が受講している(個別企業向け棚割研修を除く)。
■開催概要■
開催日時:2021年2月26日(金)13:00~17:30
開催方法:ZOOMでのWeb配信(ライブ)
参加料:1人につき33,000円(消費税別)
■詳細・申込はこちら
https://www.dei.or.jp/school/kouza_tanawari
■カリキュラム
講座の趣旨と目的
棚割作成の原理原則
・良い棚割の条件
・棚割に関連するインストア・マーチャンダイジング理論とゾーニングの原則
・棚割作成のプロセス
・データに基づく棚割方針の策定
・商品グループへのフェイス配分・SKU数の決定
・効率的な棚割作成のためのデータ分析のポイント
・クロスABC分析によるアイテム選定と棚割表の作成
演習
・棚割分析結果の読み込みと棚割方針の作成
・棚割方針の検討・ゾーニング案・品揃え案の作成
・解説・解答例
参考資料
分析効率化のためのExcel条件付き書式の使い方
ID-POSによるコンシューマ・ディシジョン・ツリー(CDT)分析手順
単品・週次POSデータの定番・特売分解
講座のまとめ
*都合により、プログラムに変更が生じる場合あり
■受講対象者
メーカー、卸、小売で棚割作成の業務にたずさわるビジネスパーソンに向け、
・新たに棚割提案作成にたずさわることになった
・自己流で棚割作成をしてきたが、あらためて基礎を確認したい
・棚割作成はするがデータやISM理論をほとんど使っていない
・棚割提案を受ける側として、提案内容を客観的に評価するための考え方を学びたい
といったニーズに対応した講座となっている。
■講師
祝 辰也(いわいたつや)
流通経済研究所 主任研究員
・1992年財団法人流通経済研究所に入所
POS・ID-POSデータ活用、インストア・マーチャンダイジングに関する小売・メーカー・卸との共同研究プロジェクトに従事
・2003年から2015年まで小売向けデータ活用コンサルティング会社、市場POSデータサービス会社に勤務
・2015年4月より流通経済研究所にて現職
ID-POSデータ活用戦略研究会、ネットショッパー研究会、メーカー・卸の営業担当者、小売バイヤー向け研修などを担当
■Web配信(ライブ)による受講について
講座は、Web配信(ライブ)にて開催。
・事前にテキストを郵送。
・質疑応答は、Web配信ツール(zoom)のチャット機能からテキストで送り、講義中または終了後に回答する。
※zoomアプリをインストールするかブラウザより視聴できる。Internet Explorerでは視聴できないので、Google Chrome(推奨)など、他のブラウザ利用を推奨。
■問い合わせ先
流通経済研究所 教育・研修 担当
担当:中田、祝(いわい)
住所:東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
TEL:03-5213-4531
FAX:03-5276-5457
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