日本橋三越本店/リユース容器使った惣菜販売、使い捨てプラ削減
2021年02月09日 14:50 / 経営
三越伊勢丹は2月15日~28日、日本橋三越本店 本館地下1階食品フロアの一部ショップにおいて、リユース容器を使った惣菜の販売を実施する。
Loop Japanが進めている「Takeout Bento Project」に参画し、量に排出される使い捨てプラスチック容器の削減のため、リユース容器を活用したビジネスモデルのトライアルに取り組むもの。
リユース可能な容器での購入を希望の場合、デポジット代として330円がかかる。購入者は後日、来店時に空き容器を持参し、店頭へ返却。その際デポジット代分の優待券を渡す。その後、ループ・ジャパンにより、容器を回収・洗浄したのち店舗へ配送、再利用するという仕組みとなっている。
現在、東京都は「持続可能な資源利用」を進める観点から、ワンウェイ(使い捨て)プラスチックの削減などにかかわる取り組みを推進している。ループ・ジャパンがLoopのパイロットプロジェクトとして2020年12月より一部実施している容器再利用の 「Takeout Bento Project」は、東京都から「プラスチックの持続可能な利用に向けた新たなビジネスモデル」に選定され、都から補助金を受けて実施されるプロジェクト。
具体的には、リユース容器を使ってテイクアウト弁当や惣菜を販売するもので、三越伊勢丹は、このプロジェクトに参画することで、未来に向けて持続可能な社会をつなぐため、企業活動を通じて、安全・安心な商品・サービスの提供、環境負荷軽減につながる取り組みを推進していく。
同プロジェクトは、すでに都内の丸の内エリアや六本木エリアの特定オフィスの社員限定で、リユース可能な容器での弁当販売は実施されているが、小売店の一般消費者向けの販売は今回が初となる。
■取り組み概要
場所:日本橋三越本店 本館地下1階食品
ショップ:中華料理「桂林プレミアム」、洋惣菜「サルメリア ガリバルディ」
期間:2月15日~28日
内容:リユース可能な容器で惣菜を販売し、空き容器を回収・洗浄したのち再利用
経営 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- ユニクロ/4月既存店売上高18.9%増、気温高く夏物好調
- 05月02日
-
- コメリ/5月1日から414品目を値下げ
- 05月02日
-
- ZOZO/3月期、セール拡大・コスメ強化などで増収増益
- 05月02日
-
- 日本調剤/3月期はインフルエンザの流行などで増収増益
- 05月02日
-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日