ミスターマックス/架空請求で従業員2人を懲戒解雇
2021年02月16日 10:00 / 経営
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ミスターマックス・ホールディングスは2月15日、従業員2人を懲戒解雇したと発表した。
社内調査委員会の調査の結果、該当従業員2人が取引実態のない請求を取引先に指示して、会社に1億100万円の支払をさせ、従業員の1人が個人的に取得し、あるいは取引先にプールして支払の補填に充てるなどしていたことが判明したもの。
2人は、これ以外に、取引先2社から個人的なリベートを取得していた。事件の関与者は、2 人のみで、類似事案の存在を示す兆候は検出されなかったという。
従業員の不正行為により、2021年2月期第3四半期の決算発表の延期などが発生しており、この結果を重く受け止め、経営責任を明確にするため、代表取締役社長と不正行為が行われた期間に不正が起きた部門を管掌していた取締役執行役員3人は、2カ月間、月額報酬の10%を自主返納する。
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