ロイヤルHD/冷凍食品ロイヤルデリに「ディナーパスタ」追加販売
2021年09月09日 11:40 / 商品
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ロイヤルホールディングスは9月10日、世界各国の料理を家庭で楽しめる家庭用フローズンミール「ロイヤルデリ」に、ブランド初となる電子レンジで温めるディナーパスタ3品を発売する。
「和牛のラグー ボロネーゼ~パッパルデッレ~」税込880円、「3種きのこと生ハムのクリーム~パッパルデッレ~」880円、「ヴェネツィア風シーフード~タリアテッレ~」1100円を投入する。
「ロイヤルデリ」は、レストランクオリティの料理を家庭で気軽に楽しめるフローズンミールで、世界各国の料理47品を展開している。今回新たに発売する「ディナーパスタ」は、一皿並べるだけで食卓の主役になる、本場イタリアの雰囲気を味わえる3品を用意した。
また、新商品のディナーパスタ3品とバラエティ豊かなイタリアンパスタ4品にフォカッチャ、デザートには人気のティラミスを詰め合わせた9品の「イタリアンパスタたべくらべセット」5900円を発売する。電子レンジや湯煎など温めるだけの簡単調理で、パスタの形とソースのおいしさなどの食べ比べを楽しめるセットを提供する。
今回、イタリアで人気のパスタメーカー「RANA」の2種類の生ロングパスタを採用。イタリア・トスカーナ州でよく使われる幅広なリボン状の「パッパルデッレ」を使用した、「和牛のラグー ボロネーゼ~パッパルデッレ~」と「3種きのこと生ハムのクリーム~パッパルデッレ~」、イタリア北部でよく使われる細長いリボン状の「タリアテッレ」を使用した「ヴェネツィア風シーフード~タリアテッレ~」と、それぞれ麺の特徴をいかした、ディナータイムを華やかに彩るロイヤルデリオリジナルのイタリアンパスタに仕上げた。
商品開発をした西田光洋R&Dシェフは、「イタリアには、さまざまなパスタがあることを知ってもらうため、これまで販売しているショートパスタに続き、平打ちパスタで商品開発をした。通常は、ソースがあり、パスタをゆでて、仕上げるが、冷凍食品ではそれができない。レンジで温めて、最適な仕上がりとなるように、麺の硬さ、具の火の入り方、ソースの煮詰め方を逆算して作ることは、非常に技術が必要だった」と語った。
セントラルキッチンで商品開発に携わった倉持敏一R&Dシェフは、「業務用冷凍食品と異なり、家庭用では仕上げ工程がない。仕上げ工程がなくても納得の味を作るのに苦労した。酸味や香りの残り方を工夫した」と述べた。
ロイヤルデリ担当部長の庵原リサ氏は、「コロナ禍を受け、4~6月のロイヤルデリ売上高は、前年同期比2倍と好調に推移している。これまで、準備する時間はないけれど、家でいつもと違うおいしい食事を楽しみたいという利用者から声を頂いている。そこで、ディナーの主役をはれるパスタを開発した。夕食にかける1食当たりの費用は1000円程度であるため、これを意識して商品価格を設定した」と語った。
現在、ロイヤルデリは、ロイヤルホストのほか、グループの天丼てんや店舗、高速道路のパーキングエリアなど約350店舗で販売するほか、一部百貨店で常設店舗を設置、催事販売を行っている。2020年12月期の売上高は約3億円で、3年で売上高40億円~50億円を目標としている。
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