コックス/RFID棚卸190店舗に拡大、1店舗平均15.7時間の作業削減
2021年09月10日 13:50 / IT・システム
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コックスは9月10日、RFID棚卸を2021年度上期190店舗に拡大したと発表した。
2020年度に先行して導入した「ikka」店舗にて従来の棚卸に比べ作業時間・作業コストの削減効果があったため、実施店舗を増やしたもの。
これまでの棚卸作業では、商品1点1点のタグを機械でスキャンしていた。事前準備・前日作業・当日作業と多くの時間と作業コストがかかり、点数の多さから従業員の大きな負担になっていたという。
RFID棚卸を導入することで、事前の準備時間が削減できたことに加え、当日の作業人員やスキャン作業時間も一括読み取りによる大幅削減でき、効率的な棚卸を実現。1店舗当たりの平均作業時間を15.7時間削減した。
袋から商品を出さずに読み取りができ、商品の品質維持にも貢献している。
今まで棚卸に使用していた時間を接客に充てることができ、より顧客に寄り添った店舗運営を行うことが可能になったという。
同社はこれまでにも、梱包用資材「エコビズボックス」の管理を行うため、RFIDタグを導入するなどRFID活用を進めていた。今後もDXによるコスト構造改革を推進していく。
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