ファミリーマート/小型モビリティのシェアリング事業者と資本業務提携
2022年04月22日 14:20 / 経営
ファミリーマートとLuup(ループ)は4月22日、資本業務提携契約を締結したと発表した。
Luupは、「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」をミッションに、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開している。特に電動キックボードのシェアリング事業者としては国内の9割以上のシェアを占めているが、将来的には電動キックボードや電動アシスト自転車のみならず、幅広いモビリティを取り扱い、全ての人が自由に移動できる未来を目指している。
今回の提携により、両社は店舗へのLUUPのポート設置とマーケティング面での連携をはじめとした全面的な協業を開始。ファミリーマートの店舗を利用した安全性向上に向けた取り組みや、ファミリーマートとLUUPの相互送客などを行い、街全体の利便性向上・活性化を目指す。
ファミリーマートとLuupは、2020年10月より連携を開始し、都内のファミリーマート数店舗ではLUUPのポートが既に設置されている。
今後、デジタルサイネージの活用を含むファミリーマート店内でのLUUPの広告展開、LUUPユーザーへのファミリーマート商品のプロモーション施策実施などを検討。両社が所有する顧客データ・移動データ、店舗網・ポート網を活用し、新たなサービスも計画していく。
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